メンバーストーリー

"中村 麻優" class="ofi"

キャリアを真剣に考えていれば道は開ける。
相手の気持ちに寄り添って
相談してよかったと思われるコンサルに。

コンサルタント

中村 麻優 Nakamura Mayu

担当エリア 新潟 
  • 異業種転職経験
  • Iターン経験

富山県富山市出身。専修大学卒。新卒で食品メーカーに入社し、新潟支店に配属となる。営業として小売量販店への企画提案などを担当。5年半の勤務後、退社。2022年エンリージョン入社。

思いがけない新潟支店配属。縁がなかった場所で居場所を作っていった。

株式会社エンリージョン中村 麻優

富山県出身の中村は、現在コンサルタントとして新潟市のエンリージョン本社で勤務。最初は何のゆかりもなかった新潟という土地で、仕事にプライベートに充実した日々を送っている。小学生のときから始めたバドミントンを社会人になった今も続け、大会にも出ているという中村。「大学時代もバドミントンをしている時間が一番長かったし、ずっと運動していますね」。

株式会社エンリージョン中村 麻優

東京の大学に進学した当初は、卒業したら富山へ帰るつもりだったが、4年間を過ごすうちに気持ちが変化。「首都圏の方が選択肢は多いし、何でも新しいものはこちらから発信される。スキルも積みたいという思いがあって、首都圏での就職先を探しました」。
当時は将来転職するというイメージがなかったことから、ずっと続けるなら絶対に無くならない業界が良いと考え、食品メーカーに入社。勤務地の希望は首都圏で出していた。ところが、入社1カ月前に来た配属通知はまさかの新潟。「会社の人からは“富山の隣の県だから帰省もしやすいでしょう”と言われましたが、新潟はそれこそバドミントンの北信越大会でしか行ったことがなかったし、知り合いもいないし、隣とはいえ遠いし、どうしようという感じでしたね」。

株式会社エンリージョン中村 麻優

それでも、まずはやってみようと新潟へ。営業職として、スーパーなどの量販店に商品を提案し、店に置いてもらうことがメインの業務だった。「お店の人から、この肉が売りたいんだよね、という話を聞いたら、このタレが合うから隣に置いて販売しませんか、といった提案をしながら、自分たちの商品がお店の売り上げにどうやったら貢献できるかを考えていました。各お店用に販促物を作ったり、いろいろ工夫しましたね。担当先を回っていると、自分が提案した商品が売れていく様子を見たり、“これ、おいしいんだよね”と消費者の方が話しているのが聞こえてくることがあるんです。そういう時にやりがいを感じました。バイヤーさんから“売れてるよ、ありがとう”と言われるのも、役に立てているなと思えてうれしかったです」。

株式会社エンリージョン中村 麻優

一方で、常に数字目標を追いかけなければならず、去年の自分にどう勝つかというプレッシャーがあった。入社から3年で主任になれるかどうかが将来の昇給・昇格に影響すると聞き、それを目指して叶えることはできた。しかし、この先昇格していく自分の姿が徐々に想像できなくなっていく。
「結婚を機に退社する女性社員も多くて、女性の管理職の先例が少なかったんですね。自分としてはライフプランとキャリアプランを両立させたいけれど、ここで叶うのかな、と。あと、なれるかどうかは別として、所長や支店長になると全国転勤が必須になる。自分のそういう姿はイメージが湧かないなと思うようになりました」。

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人材紹介会社担当者からの「僕のような人材紹介はどうですか?」

株式会社エンリージョン中村 麻優

赴任当時は早く出たいと思っていた新潟だったが、5年が過ぎ、バドミントンを通じてコミュニティができ、親しい友人も増えて、新潟はとても居心地の良い場所になっていた。それならば転勤がなく、ライフプランもキャリアプランも諦めなくて良い会社が、新潟で見つかるのではないかと思い始めたという。
会社を辞め、大手人材紹介会社を利用して転職活動を開始。営業職に疲れた気持ちもあり、人事総務などの道も良いのではないかと考えていたが、未経験で人事総務をやるよりも、営業経験を活かした方が良いのでは、と担当者からアドバイスされた。

株式会社エンリージョン中村 麻優

さらに、ひとつの案として、人材紹介はどうかと提案されたという。「人のために動くということにやりがいを感じているというのが中村さんの強みだと思うので、僕みたいな仕事はどうですか、と言われて。それをきっかけに人材紹介という仕事について調べ始めたのですが、確かにすごくいいな、面白そうだなと思ったんですね。それまではどの会社を見てもしっくりこないまま転職活動をしていたのですが、そこから気持ちが変わりました」
大手も含め、新潟の人材紹介会社を探して何社かエントリー。そのうちのひとつがエンリージョンだった。「江口社長との面接のなかで、“転職希望の方、企業の方の双方と話をするので、面白いけれど難しい仕事でもあるよ”と言われたのですが、私は逆にそれならきっと飽きないし、やってみたいと思いましたね」。

株式会社エンリージョン中村 麻優

面接後、社長の江口は北陸エリア担当のコンサルタントの森山瞳とオンラインでつなぎ、話をする機会を設けてくれたという。「私と森山さんの経歴が似ていたから話をさせてくれたんだと思うんですが、森山さん自身がすごく楽しんで仕事をしていることが伝わってきて、この会社で働きたいなと思いました。正直なところ、大手の方が良いのかな、と考えなかった訳ではないですが、やるなら自分が一番面白そうだと感じた会社にしよう、と思って決めました」。

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いまはエンリージョンに入って良かったと思うことしかない。

株式会社エンリージョン中村 麻優

「エンリージョンに入社してから、“この会社に入って良かったな”と思うことしかないんです」と話す中村。「まずはとにかく働きやすいです。社員全員が本当にいきいきと働いている。いつも前向きで、誰かのためを考えて積極的に動いていて、自分の成長にも向き合っている。こういう環境で働けることがすごくありがたいなと思っています。私がやりたいと相談したことに対して、NOと言われないこともすごい。“やってみたらいいよ”と肯定してもらえるので心強いです」。
そして、仕事のどれもが誰かのためになっていると思えることも、とても良い点だと続けた。「前職ではお客様のためになることを考えてはいるものの、一方ではどうしても数字のノルマがあって、注文を取るときも実は自分のためにお客様にお願いすることもあった。私が自分に感じていた違和感はそこだったんだなと思います」。

株式会社エンリージョン中村 麻優

コンサルタントとしては、第一に相手の気持ちに寄り添える存在でありたいと話す。「少しでも可能性を広げられる人でありたいです。企業側、候補者側のどちらにも、中村に相談して良かった、中村にお願いすれば大丈夫、と思ってもらえるコンサルタントになりたいと思っています」。
以前、それまで条件が合う企業が見つからずに転職活動が進んでいなかった候補者が、中村が新たに開拓した企業に採用された案件があった。「私がその企業を開拓したことで、候補者が求める求人案件の提案ができて、企業側もなかなか採用できない高いスキルを持った人材を採用できたんですね。縁ってこうやってつながっていくんだなと実感しました。その企業に最初に営業のアポイントを取るときはかなり緊張したのですが、とても快く対応いただいて、採用担当の方とも努力や気持ちを分かち合いながら協力して採用につなげられたことが印象的です。こんなに良い会社があるんだということがもっと世の中に知られてほしいし、他にもたくさんあるそういった企業のお手伝いができたらと思っています。そして、信頼を重ねていった先に、企業と私たちがどんな関係性になっていくのかな、というのも楽しみです」。

株式会社エンリージョン中村 麻優

さらに、自分がつないだ会社に候補者の方が入社して、いきいきと働いている様子を見るのも本当にうれしい、と中村。自身もキャリアプランに対して、納得のいく道を模索した結果としてコンサルタントという仕事に出会った。「キャリアについて真剣に考えていけば、道が開けるんだなと実感していますね。人材紹介という仕事を提案してくれた人材紹介会社の担当者にも本当に感謝しています。私も少しでも自分が関わることによって、相手が良い方向に動くきっかけが作れる人でありたいと思います」。

■インタビュアーから

中村さんのバドミントン仲間は年代もさまざまで「お父さん、お母さんのように気にかけてくれる人も多いんです。仲良くなると新潟の人は本当にあったかいです」とのこと。いつも笑顔で話す明るい中村さんだからこそ、人を引き付けていくのだろう、と感じさせてくれますし、いろいろな人をポジティブなエネルギーに巻き込んでいってくれそうな、そんな期待が膨らむインタビューでした。