メンバーストーリー

"戸塚 理仁" class="ofi"

地元・群馬が大好きだから
そこで活躍する人をひとりでも多く増やしたい。
地域と一緒にそれを実現していく。

コンサルタント

戸塚 理仁 Totsuka Ayato

担当エリア 群馬 
  • 複数転職経験
  • 異業種転職経験
  • Uターン経験

1992年生まれ、群馬県高崎市出身。前橋工科大卒。新卒で埼玉県を中心に展開する東証一部上場スーパーマーケットに入社。店舗業務やオペレーションに携わる。2017年、東京本社の人材コンサルティング会社に転職。組織開発や人材育成を担当。2020年、名古屋本社のM&Aを手掛けるコンサルティング会社に転職し、事業承継型M&Aに携わる。2021年帰郷し、株式会社エンリージョンに入社。

故郷に貢献したいけれど、自分はまだ未熟。足りないものを学ぶために東京、名古屋へ

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

「僕、本当に群馬が大好きなんです。エンリージョンの社内でも地元愛が強い人で通っているんですけど、群馬ではこれが標準という感覚で育ってきたので、周囲から言われて初めて“ああ、自分は地元愛が強いんだ”と認識しましたね。群馬について話し出すと止まらないですよ」。2021年にUターンし、リージョナルキャリア群馬のコンサルタントとして活躍している戸塚は、そう言って笑った。

一度は群馬を離れ、東京、名古屋へと働くステージを変えていった戸塚だが、その全てがいつか故郷で役立てる自分になるための力をつける時間だった。そしてエンリージョンでの仕事に出会い、充実した日々を送っている。「地域で活躍できる良い人材をひとりでも多く増やしていきたい。そう思っています」。

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

大学は地元の前橋工科大学に進学し、システム生体工学を学んでいた戸塚。将来の仕事についての具体的なイメージは持っていなかったが、漠然と心に抱いていたのは“地元・群馬に貢献したい“という思いだったという。
面白いのは、就職活動が大学生活のなかでも一番楽しかったということ。「企業説明会に行って話を聞くと、メディアなどを通して知っていること以外の情報が入ってくるじゃないですか。それがすごく楽しかったんです。手当たり次第にいろいろな企業のブースへ行って話を聞いていました。こんなふうに業界を絞らずにやれる仕事があったらいいな、と思っていましたね」。
選んだ就職先は群馬にも展開している埼玉のスーパーマーケット。「仕事として一番イメージしやすかったのが“物を売る”ということだったんです。店舗では鮮魚加工を担当しましたが、ものを作って付加価値を付けて売るというのは商売の基本でもあるし、地元を活気づける仕事だし、とても楽しかったですね」。

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しかし、オペレーションに携わるようになって、感じたのは自分の力不足。店の運営にはマネジメントやシステムなどさまざまなものが複雑に絡んでいて、それを突き詰めると全て「人」に行きつく。しかし、このまま仕事を続けても、自分がその部分にアプローチできるようになるとは思えなかったというのだ。
人について学びたい、自分で営業もやりたい、環境も変えようと、東京へ。転職先は有名な企業や団体をクライアントに持つ人事コンサルティング会社だ。「世界が広がる感覚がすごくありました。いろいろな業界にアプローチできるし、実力をつけるのも自分次第。全国に拠点があって、各地からメンバーが集まってきていて刺激もありましたね」。

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

3年が経つ頃、再度、目線を上げたくなった。「人材については多くを学びましたが、経営のコアなところは知らないまま。でも、そこを理解していないと本質的な仕事はできないと感じたんです」。

そうして2度目の転職先に選んだのは、名古屋にあるM&Aを仲介するコンサルティング会社。そこで事業承継のためのM&Aに携わっていたが、1年が過ぎた頃、実家の祖母や母が体調を崩すという、気がかりなことがきた。「近くに面倒を見れる人がいないというのはどうなんだろう、といろいろ考えました。長男ですし、コロナが流行している時期でもあったので心配で。短い期間でしたが、この会社で学べたことも多いし、そろそろ地元に還元したいという気持ちにもなって戻る決心をしました」。

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戻りたいけれど無理かもしれない。その中で繋がったエンリージョンとの縁

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

戻ると決めたものの、次の仕事のプランはなかった。大手エージェントに登録して転職活動を始めてみると“東京の会社だけど群馬にも支社がある。でも転勤もあるかもしれません”といった案件ばかり送られてくる。「東京、名古屋でやってきたことは、確かに領域的には高いレベルだったと思うのですが、それを活かせる場所が地元にはないのかもしれない、戻りたいけど無理なのかなと思っていましたね」。

そんな時、ネットで群馬に特化したエージェントとして、リージョナルキャリア群馬を見つけた。まずは相談してみようと登録すると、コンサルタントから連絡が来た。「当時、名古屋駅から数駅先の清州というところに住んでいたんですが、電車の本数が極端に少ないんですね。それで、その日は電話で話をしながら、家まで約1時間半かけて歩きました。これまでの身の上話とかいろいろな話を聞いてもらって、すごく気持ちがすっきりしましたね。

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

最後に“でも、こちらにある求人は今はこれだけなんです”と言われて、やっぱりそうだよな、合うところは無いよな、と思っていたら、“当社で一緒に働きませんか? 社長と話してみませんか”と誘われて、驚きました。でも、よくよく話を聞いた上で自分に声をかけてくれたというのは、必要とされているのかなと感じてうれしかったです」
社長とも面接し、コンサルタントという仕事を知るほどに、地元への転職に際して自分のように迷ったり、困っている人を助けることも地域貢献なのではないかと感じた。また、エンリージョンのフィロソフィにも共感した。「そこにはビジネスがどうこうよりも、まず人として当たり前のことが書かれていて、会社の在り方の軸はそこにあるんだなと感じて、すごく共感できたので入社の意思も固まりました」。

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自分がUターンで悩んだからこそ困っている人たちの支えになっていく。

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

こうして、ずっと心の中にあった“地元のために働きたい”という思いが現実となった戸塚。初めて縁をつないだ企業で言われたことが、とても印象に残っている。“毎日のように人材紹介会社から電話がかかってきて、うちの会社には何万人の登録者がいるとか、有名企業にも採用実績あります、全国展開していますとか言われるけれど、それはうちの会社にとっては関係ないことなんだ。高崎にあるこの会社まで足を運んで話を聞いてくれて、社内も直接見てくれて、それに見合った人を紹介してくれて、つきっきりで相談にのってくれるのは、戸塚さんのところしかない。これからも相談するよ”。「こう言っていただいて、本当にうれしかったですね。これが当社の強みだと思っています」。

株式会社エンリージョン戸塚 理仁

そして、自分自身がUターンで悩んだからこそ、この仕事の意味も感じる。「相談を受けていると、やっぱり自分と同じように困っている人は多いんだと感じます。実際、地元にどういう会社があるのかは、よほど注意していないと分からない。そこを、群馬を良く知る僕たちが伝えて価値提供できるのは、すごくいいことだと感じています」。

候補者との面談では、しっかり話を聞くことを心がける。「自分が相談したとき、たぶん面倒なタイプだと思われたと思うんですよね(笑)。若いのに転職回数は多いし、合う求人もないし、お手伝いできませんと断るのも手だったと思うんですけど、一緒に解決法を探ってくれた。最終的にエンリージョンに誘ってくれたのも、僕の話をじっくり聞いて、地元に貢献したいという熱意を感じてもらったからだと思うんです。まずは相手を知ることが大切な情報になると思うので、コンサルタントとして謙虚な姿勢で、真摯に候補者に向き合おうと思っています」。

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Uターンが叶い、家族に対しても役割を果たせたとほっとしている。「祖母については、僕が戻ってきて半年くらいで亡くなったのですが、きちんと見送ることができたのがよかったです。葬儀なども両親だけでは大変なところがあって、それを手伝えて、家族が求めている部分にも応えられたかなと思います」。
普段は趣味のジム通いが、仕事にも好影響を与えている。「ウエイトトレーニングって数字で成長が分かるし、それを追うのが好きなんです。あと重いものを持つ時って、そのことにしか集中できないらしくて、それによって頭がすっきりするんです。今の仕事もあちこちに気を配るので疲れる部分があるんですけど、筋トレでリセットできていますね」。

いつか地元に還元したいと、自分を高める挑戦を続けてきた戸塚。その熱い地元愛を力に活躍の幅を広げていくはずだ。

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■インタビュアーから

地元愛、そして家族への思いにあふれた戸塚さん。新潟本社でのミーティングの際、かの有名な「上毛かるた」を持参したそうで、その群馬愛は本物。そして話の端々に理系的志向も見え隠れする。情熱と論理的思考がうまく調和しているところが戸塚さんの魅力だと感じました。