就活においても他社や社会・環境に配慮するZ世代!「Z世代のコロナ禍就活・調査レポート」を発表

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全体の64.5%が「第一志望だと伝える」と回答

コロナ以前の「超・売り手市場」から情勢が変化しているものの、2022年卒学生は1社ごとにしっかりと企業研究をし、真摯に就職活動に取り組んでいた傾向が見受けられました。他社や社会・環境に配慮する傾向もあり、そこにZ世代の価値観が表れているのではないでしょうか。

株式会社学情が、2022年卒学生を対象に「就職意識調査」を実施、その結果を12月10日に「Z世代のコロナ禍就活・調査レポート」として発表しています。

同調査において『第一志望でない企業から「志望度は何番目ですか?」と質問された場合』どう答えるのか聞くと、「第一志望だと伝える」との回答が全体の64.5%で最も多くなりました。一方で2割の学生が、同時に複数の企業の選考に参加することに抵抗を感じていることも分かっています。

複数の内々定を保有、「抵抗」を感じるが38.3%

『複数の内々定を保有することに抵抗がありますか?』との質問では、「抵抗がある」という回答が8.1%、「やや抵抗がある」が30.2%と、同時に複数の内々定を保有することについて、「抵抗がある」とする学生が38.3%いることが分かりました。

また、『「SDGs」に関する取り組みや社会貢献活動を、就職活動において意識しますか?』という質問をしたところ、「意識する」との回答が全体の16.4%、「どちらかと言えば意識する」が35.0%となり、「SDGs」に関する取り組みを「意識する」学生が51.4%となっています。

同時に複数の企業の選考に参加することや、同時に複数の内々定を保有することに「抵抗がある」との回答も多く、企業だけでなく、ほかの就職活動生にも迷惑をかけたくないという誠実な考えが表れているようです。また「SDGs」に関する取り組みを「意識する」学生も半数以上になっていることから、企業選びにおいて「社会貢献性」も意識していることがうかがえる結果となっていますね。

▼外部リンク
株式会社学情のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000797.000013485.html