メンバーストーリー

"中山 祐二" class="ofi"

地域に密着して
地域のために働けていることに
充実感と責任を感じています。

コンサルタント

中山 祐二 Nakayama Yuji

国家資格 キャリアコンサルタント (登録番号21045868)
担当エリア 長野 
  • 複数転職経験
  • 異業種転職経験
  • Uターン経験

1983年生まれ。長野県安曇野市出身。2002年長野県立大町高校卒業、首都圏の私立大学に進学。2006年都内不動産ディベロッパーに入社し、営業を担当。2007年株式会社エス・エム・エス入社。医療・介護業界に特化したキャリアコンサルタントとして勤務。2017年長野へUターンし、株式会社エンリージョン入社。

大学時代の様々なアルバイト経験が就職を考えるきっかけに

株式会社エンリージョン中山 祐二

 「長野にUターンしようと決めたとき、地元の企業の情報をあまり知ることができなかったんです。自分はエンリージョンという会社のコンサルタントという仕事に出会えてよかったなと思うし、同じように悩む人のために、もっとお手伝いができるようになりたいですね」。34歳のとき、家族と共に首都圏から地元・長野に戻ってきた中山。「今まで経験してきたなかでも、一番面白い仕事だと思っています」というコンサルタントの仕事とプライベートの時間、その両方が充実していることを実感する日々を送っている。
 小・中学校とクラブチームで野球を続けながら、中学の部活で入ったバレーボールに目覚め、高校は春高バレーにも出場歴がある強豪校に進学したというスポーツマン。

株式会社エンリージョン中山 祐二

 「バレーはスパイクを打つのがスカッとして気持ちよかった。野球は良くても3割くらいしかスカッとできないので(笑)、会心の当たりが頻発できるのがよかったですね。チームでやるという感じが、野球よりさらに強いのも面白かったです」。
 大学は、「ずっと田舎に居たから一度は都会に出たい」と思い、首都圏の私立大学に進学。将来は公務員になるつもりで、法学部で自治行政を専攻していた。大学時代は様々なアルバイトを経験したという中山。「スポーツを続けてきて、それを辞めたことで気が抜けたという感じもありましたね。家電量販店でテレビを売ったり、珍しいところでは、先輩の紹介で艦艇の掃除のアルバイトもやりました」。

株式会社エンリージョン中山 祐二

 そして、これらのアルバイト経験が、就職に対する意識にも影響を与えていった。「公務員よりも、企業に入って働きたいなと思うようになったんですね。公務員というのは、親を安心させるためのワードでもあったし、知らない世界に入ってやってみるのも面白いんじゃないかと考えるようになりました」。

 そうして決めた就職先は、不動産デベロッパー。営業をやりたくて選んだ会社だった。「家電量販店のアルバイトで、かなりの台数のテレビを売った経験から、営業が面白いと思いました。では何を売ろうか、家もいいかな、という感じで安易に決めてしまった。入社してみると営業姿勢を不誠実に感じたことから、1年後には転職を考えていました」。

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最初の就職から学んだ「誠実さ」が、働くことのテーマに

株式会社エンリージョン中山 祐二

 転職したのは、医療・介護系の人材紹介会社。「会社の方針として、誠実さを大切にしているところでした。1社目の経験から、誠実に働きたいという思いがあり、また医療介護の現場にも興味がありました。営業経験も活かしながら、興味のある業界で誠実に働けるのなら、という気持ちで入社しました」。

 その会社では看護師の人材紹介を担当。同僚には優秀な人が多く、とても刺激的で恵まれた環境だったという。「前職の“数をこなせ”という感じとは違い、プロセスを重視してロジカルに考えていこうという方針だったので、すごく勉強になりました」。東京の事業所で働いた後、立川事業所の新規立ち上げメンバーに選ばれたり、本社や千葉など、様々な場所で勤務。会社も上場するなど、充実した10年を送った。

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 一方で、いつ長野に帰ろうか、という思いが常に頭の片隅にあった。「両親がいるし、長男なので、ゆくゆくはUターンしようとずっと考えていました。帰省すると親から、今後家をどうするんだ、という話も出るので、タイミングを計っていたところはありました。31歳のときに結婚して、当時は会社に信州事業所があったので異動願いも出していたんです。でも、それが叶わず、結局は事業所自体がなくなってしまった。34歳で子どもが生まれて、それが行動に移すきっかけになりました」。
 エージェントに相談にいったところ、そこで初めてエンリージョンの存在を知った。

株式会社エンリージョン中山 祐二

「長野専業でやっているエージェントがあるなら行ってみようと思って、エンリージョンの転職相談会に行ったんです。そこで話をいろいろ聞いた最後に“当社はどうですか”と誘われました。人材業界にいたとはいえ、前職は医療業界に限定されていたので、最初は自分に務まるかなと思ったことを覚えています。でも、地元のために仕事ができるということが魅力的だったし、社長の江口に会って考え方を聞いて、誠実にやっている会社だと感じたことも決め手になりました。ここなら安心して働ける、と思ったんです」。
 中山にとって、仕事を選ぶキーワードはここでもやはり誠実さだった。「誠実じゃないと続かない、というのを最初に身をもって体験しているので、そこは一番大事にしたい。そういう意味では、最初の会社の経験も自分にとっては大きな糧になっています」。

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子どものころから知っている会社のお手伝いもできたらうれしい

株式会社エンリージョン中山 祐二

 エンリージョンのコンサルタントとしての仕事は、今までの自分の全てを活かすことができると感じている。「僕の介在次第で、相談者の方のキャリアが時には180度変わってくることもあると思う。候補者の方とは、前職と比べると時間もかけて、深く関わるので、難しさもありますが、その分、ご縁を結べたときの喜びは大きいですし、感情移入もしてしまいますね。もうひとつは、自分の地元の企業のために働けていることが、すごくうれしいです」。
 最近では、実家から車で5分のところにある、子どものころから目にしていた会社を訪問。祖父が働いていた会社や、母親がパートで働いていた会社にも商談で足を運んだ。

株式会社エンリージョン中山 祐二

 「なんだか、本当に地元に帰ってきたんだなという感じです。一方で、これだけたくさん企業があるのに、自分がUターンしようと思ったときには、エンリージョンを知るまで本当に情報を得られなかったんです。だからこそ、これから転職を考える方々には、幅広くいろいろな可能性を探ることができるように、自分たちがさらにお手伝いできる存在になりたいと思っています」。
 実は長野に戻ってくるまで、自動車運転免許を持っていなかったという中山。「30歳過ぎて、ようやく取りました。行動範囲が一気に広がりますね。戻ってなかったら、今も免許は持たないで電車移動をしていたと思うと、生活が全然違うなと思います。こういう生活の変化も、全て仕事に活かせて、全て繋がっている感覚もあります」。

株式会社エンリージョン中山 祐二

 そしてこれからについてを訊ねると、やはり誠実さは変わらぬテーマに置き、地域のためになる仕事をしていきたいと語った。「自分たちは地域を盛り上げたいし、地域に密着した仕事をやり続けたい。そして、同じ思いを持ってくれる人をもっと増やしていって、さらに地域を盛り上げるような仕事をしていきたいと思います。そのなかで、相手が何をしたいと思っているのか、どうしたいと思っているのかということを尊重し、共感することを大切にしたい。僕の成績を上げたいから、という仕事をしてしまうと、それは違う。最初に学んだように、相手にとって良いことなのか。そこはずっと忘れずにいたいですね」。

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■インタビュアーから

「長野に戻ってきて、両親がいつでも孫に会えるから、すごく喜んでいますね」と話してくれた中山さん。長野での日々がとても充実している様子が伝わってきました。首都圏から地元へのUターンを考える多くの候補者の皆さんと、同じように悩み、考え、行動したからこそ、自身が目指す共感できるコンサルタントであり続けられるはず。本当に、コンサルタントは自分の歩みの全てを活かすことができる仕事なのだなと感じました。