メンバーストーリー

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生まれ育った金沢に
恩返ししたい気持ちが原動力。
人が笑顔になる仕事をしていきたい。

コンサルタント

端 祥吾 HASHI SHOGO

担当エリア 石川  福井 
  • 複数転職経験
  • 異業種転職経験
  • Uターン経験

1994年生まれ、石川県金沢市出身。金沢工業大学心理情報学科卒業。新卒で石川県のイベント会社に入社して営業を経験。2019年秋、東京の広告業界向け人材紹介会社に転職。地元へのUターンを希望し、2022年エンリージョン入社。

大学時代、「これだ!」と直感した学生団体に参加。 小学生との自然体験活動が人生の価値観を決めた。

株式会社エンリージョン端 祥吾

東京から故郷・金沢にUターンし、エンリージョンに入社した端。「やっぱり金沢が好きですね。どこが好きかと言われると、毎回答えに困るんですが、住みやすいというか、人も環境も良くて、文化、歴史があって。あと、お米と海鮮がおいしい。金沢に恩返ししたいという気持ちは、ずっと持ち続けています」と、地元への思いを語る。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 もともと人と関わることが好きで、人が喜ぶことがしたい、人が笑顔になるような仕事がしたいと思ってきた。その価値観が自分のなかに根付いたのは、大学時代の経験が影響している。進学したのは金沢工業大学の心理情報学科。高校生の頃は、人の心の変化や心の動きに興味があり、心理学を学ぼうと決めたという。そして入学後、友人に誘われる形で参加したのが、小学生の宿泊体験を企画・運営する学生団体だった。「春休みや夏休みに80人くらいの小学生を連れて、青少年自然の家などで宿泊体験をするんです。3泊4日とか4泊5日で、野外炊飯や工作、レクリエーションなどをやって過ごします。誘われたときに、自分のなかで“ここだな”という直感があったので、迷わず参加しました。何事も直感で動くタイプです」。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 4年間、この活動に打ち込み、自然体験活動指導者(NEAL)の資格を取り、団体代表も務めた。その日々のなかで、子どもたちの反応や笑顔で帰っていく姿を見ることが、自分の喜びややりがいに繋がっていると感じるようになっていったという。「この経験を通して、人と関わる楽しさの本質が分かったというか、相手が喜んでくれる姿を想像して準備をしたり、企画していくことが楽しかったんですね。子どもたちの笑顔は今でもはっきり覚えています。人生の中でも、ここが一番のターニングポイントだと思います」。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 誰かのために企画して実行する、ということに楽しみを感じていたことから、大学卒業後は地元の総合イベント会社に営業として就職。事業のメインは婚礼の際の音響や演出、映像制作で、その他に音楽フェスやディナーショーの演出なども手掛けていた。「仕事はとても楽しかったですね。休みが少なくても苦にならなかった。でも、2年ほど経ったときに、このままやっていて自分の営業スキルは上がっていくのだろうか、という疑問が湧いてきたんです。もっと営業力を身に付けたいと思うようになりました」

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自分のスキルを磨くために東京へ。その経験を手に、金沢へUターン

株式会社エンリージョン端 祥吾

 自分の実力を上げたいという思いから、一度石川県から出てみよう、と決意し、人材紹介会社を使って東京の営業職を探した。転職を決めた広告・クリエイティブ業界に特化した人材紹介会社は、最初の2年間は東京本社で働き、その後は金沢支社に異動するという予定だった。
 東京での仕事は学ぶことばかりだったと振り返る。「業界のことも、人材紹介のことも覚えることが本当に多くて、あっという間に月日が経った感じです。大手企業ともやりとりするなかで、スピード感も規模も地方とは全く違っていて、やはり日本の首都だけあるな、ここに来られてよかったなと思いました」。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 しかし、入社から半年後の2020年春から新型ウイルスによる緊急事態宣言が出され、世の中は自粛期間に。仕事は在宅勤務となった。さらに衝撃だったのは、急に決まった金沢支社の閉鎖だった。「ショックでしたね。金沢に帰る手立てが無くなったので。ただ、まず2年間はやり切ろうと決めていたので、仕事に集中して頑張りました。2年が過ぎて、改めて自分はどうしたいのかなと考えたら、やっぱり金沢に戻りたい気持ちが強かった。それで転職して地元に帰ることを決めました」。
 前回と同じ人材紹介会社に依頼して活動を始めたものの、思うような企業に出会えず、地元に強い人材紹介会社を探すなかでエンリージョンを見つけた。「同じ人材紹介をやっていたこともあって、サイトのコンサルタント紹介などを見て、ここなら信頼できそうだ、自分の希望も聞きながら相談に乗ってくれそうだ、と思いました。これも直感でしたね」。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 新卒の際、あまり就活をしないうちに希望の会社に内定したこともあり、石川県にどんな営業職があるのか分かっていなかったため、エンリージョンとの面談ではそこから相談していったという。しかし、紹介された企業を何社か受けてみるものの、自分のなかで納得できるものがない。悩んでいたとき、面談担当者から「エンリージョンはどう?」と提案された。「そう言っていただけたことがうれしい、というのが第一でしたね。親身に相談に乗ってもらった後だったので、誘ってもらえるということは候補者として信頼してくれているんだなと感じた。それなら挑戦してみようと思って選考をお願いしました」。
 北陸エリア担当メンバー、続いて社長と面接。「“地元で働く”というキーワードにすごく魅かれたのを覚えています。自分が望んでいた言葉だったし、金沢に貢献したいという思いが軸だったので、ここならそれができると感じました。人材紹介という仕事自体にも魅力を感じていたし、自分の経験とマッチしそうだと思えました」。

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金沢、石川、北陸を好きだと思ってくれる人を増やしていきたい

株式会社エンリージョン端 祥吾

 コンサルタントとして歩み出したいま、自分がUターンを経験していることで、U・Iターンを希望する候補者の気持ちを分かってあげられる部分はあると思う、と端は言う。「印象的だったのは、初めて担当をした案件です。奥さんの出身地の石川県に家を建てて、ご自身は県外で単身赴任をしていて、Iターン希望の方でした。地方へ転職すると、どうしても年収や仕事内容に違いが生まれますが、ご本人が重きを置いているのがご家族との時間だったので、それを踏まえて一緒に進むことができました。東京の人材紹介会社では年収を上げたいとか、この会社に行きたい、という転職理由を聞くことが多かったのですが、U・Iターン転職の場合、理由はご家族だったり、友人だったりする。そこを汲み取るのは難しいこともあるけれど、面白さもあります。コンサルタントの仕事は、その後の生活を見据えた転職へのサポートという部分が大きいなと思いますね」。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 また、石川県の企業についても、どうやったらその魅力を発信していけるか、と考えることに面白さを感じているという。「この仕事をするまで、私自身石川県の企業について全然知らなかったんですが、今となっては良い企業がたくさんあるのに知られていないのは不思議なくらいです」。
 エンリージョンという会社については、社員みんなが同じ方向を向いていると感じると話す。「全員が候補者のため、企業のため、という思いでやっている。みんなで地元に貢献するぞ、という強い信念をいつも感じています」。

株式会社エンリージョン端 祥吾

 金沢での暮らしは、やはり居心地が良く、プライベートでは大学時代に参加していた劇団のイベントを手伝うこともあるという。「当時、学生団体以外に、劇団にも顔を出していたんです。イベントでは子どもたちの前で忍者の役をやったりしています。やっぱり子どもと関わるのは楽しいですね」。
 これからの目標について聞くと、「少しでも金沢、石川、北陸を好きだと思ってくれる人を増やしていけるような人間、コンサルタントになりたいと思っています」と答え、「こうやって話してみて、改めて地元愛が強い人間だなと自分でも思いました」と笑った。その情熱で仕事でもプライベートでも、たくさんの笑顔の輪を広げていくことだろう。

■インタビュアーから

常に笑顔で明るい表情で話してくれる端さん。候補者も自然と心を開けそうな雰囲気を持っています。それを伝えると「江口社長からも、1社目でブライダル業界を経験しているから人の幸せとか、正の感情を捉えるのがすごく上手だよねと言われました」とのこと。人生における経験は全てが繋がっていくと改めて感じました。