メンバーストーリー

"榊原 壮太" class="ofi"

「人のキャリアに関わっていきたい」。
学生時代からの目標に向かい
エンリージョンで成長を目指す。

コンサルタント

榊原 壮太 Sakakibara Souta

担当エリア 新潟 
  • 異業種転職経験
  • Iターン経験

1996年生まれ。東京都出身。慶応義塾大学総合政策学部卒。大学3年の夏から都内のWeb制作会社の正社員となり、大手人材会社のWebメディアのディレクション業務を担当。並行して大学のゼミ研究として、新潟県三条市で地方創生プログラムを手掛ける。大学4年次から三条地域おこし協力隊として、市内企業のインターンシップ促進事業に従事。2021年7月、株式会社エンリージョン入社。

大学生の時に180度変わったキャリア観。在学時に新潟にIターンし、地域おこし協力隊に

株式会社エンリージョン榊原 壮太

24歳でエンリージョンに入社した榊原。コンサルタントとしては、エンリージョン史上最年少入社だが、大学生のときから正社員として働くなど、さまざまな経験をしてきている。「コンサルタントの仕事の魅力は、人や企業の重要局面に関われるということ。そこに自分が貢献できるというところが、やっていて一番楽しいところです。時には、自分の提案によってこの企業さんが変わる、と感じるときもあるので、すごくやりがいがあります」。
学生時代から一貫しているのが「人のキャリアに関わっていきたい。人に選択肢を与えられる人になりたい」という思いだ。エンリージョンへの入社は、それを実現していくスキルを磨く場所がここにあると感じられたからだと話す。「企業に対しても、候補者の皆さんに対しても、選択肢を増やせるコンサルタントでありたいと思うんです。例えばUターンをする方にとって、条件のいい転職先の数は増える方がいい。少なくとも検討のテーブルに乗せてもらえる提案が、しっかりできる人になりたいですね」。

株式会社エンリージョン榊原 壮太

榊原が「キャリア観」に興味を持つことになったのは、大学3年次に正社員となって働いた会社の社長の影響が大きい。そこはweb編集を手掛ける会社で、先輩の紹介でインターンを始め、頑張りが社長の目に留まって正社員になった。「就業時間は自由、出社するかも自由、年棒も自分で決めるという働き方がユニークな会社で、希望の金額は貰えるんですが、それに応じた売り上げ、数字を出すことが求められました。私は大手バイト雑誌のweb版のディレクションを担当して、月に2本、企画ページの編集を任されていました。東大の学生はどんなバイトをしているのかとか、巣鴨に取材にいって50年前のバイトって何があったのか、といった企画を、大学生のインターンと一緒に作っていました。みんなでワイワイやって、PV数も上がって、楽しいなという感じでやっていましたね」。

株式会社エンリージョン榊原 壮太

この会社の経営者が理念として語っていたのが「人生においては手札をたくさん持っておいた方がいい」ということ。榊原は「手札を多く持つ、つまり自分の手にいろいろなスキルがあれば、会社に依存することなく、どこに行っても使えるし、ある程度の給料も担保できる。その方が幸せだよね、という話をよくしていて。もちろん、全ての人にそれを押し付けるつもりはないのですが、自分のなかではその話がすごく強烈で、ずっと心にあるんです。それまでは中学・高校・大学と良いところに進んで、良い企業に勤めようというキャリア観だったのですが、それが180度転換して、働き方や人生観は自分で決めていかないとだめだなと考えるようになったんです」。

株式会社エンリージョン榊原 壮太

一方、大学では地方創生について学び、大学と連携を組んでいた新潟県三条市を訪れて、研究活動として地方創生プログラムに取り組んだ。「高校生と一緒に雑誌を作ったり、イベントを企画してバーベキューをしたり。研究を行いながら純粋に楽しんでいましたね」。そして、その流れから大学4年のとき、県内外の学生を呼んでインターンを体験してもらうという三条市のインターンシップ促進事業に、地域おこし協力隊として参加することになり、三条へ移住。役割は学生を集める窓口。活動拠点であり、インターン生の滞在場所となる場所は、空き家を自力でリノベーションし、2階が自分の住まいとなった。
正社員として勤めていた会社より地域おこし協力隊を選んだ理由については「年収も就業時間も自由に決めるのはものすごく大変なこと。新卒で何も武器がない状態で、自分に何ができるかといったら何もできない、ということを痛感して、このままここにしがみついてもだめだなと思ったんですね。それより先に、まず自分にできることは何だろうと考えたとき、大学での勉強も興味深かったし、お金もどうにかなりそうなので飛び込んだ、というのはあります」と語る。

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自らが成長できる場所を求めてエンリージョンへ入社

株式会社エンリージョン榊原 壮太

キャリアに興味がある自分が、ここならやりたいことができるんじゃないかと期待をしながら始まった新たな挑戦。しかし、大学の研究活動のときとは異なり、一気に社会人になったギャップは大きかったと振り返る。「新潟はコミュニティが密接で、外から入り込む難しさも感じましたし、当然ながら企業の皆さんにとってはビジネスなので、そこでの厳しさも感じました」。
さらに、2020年は新型コロナの流行が活動を難しくさせた。「県外から学生を呼ぶことは全くできない。県内学生に向けて活動はしましたけど、思うようにはいかなかったですね。何もできない、何もしない日々が続いて、この年齢でこのままここで何もしないのは、自分的には無理だなと思いました。ただ、自分の実力が不足していたことも感じているので、コロナが無かったとしてもうまく出来たかどうかはわからないなと思っています」。
そうして1年が過ぎたとき、転職を決意。東京に戻るなど、さまざまな選択肢が考えられるなかで「せっかく新潟に来たんだから、まずは新潟で実績を作ろう。それから勝負をしたくなったら、その時には東京に戻る」と決めた。

株式会社エンリージョン榊原 壮太

転職エージェントに登録し、キャリアに関われる仕事としてキャリアコンサルタントや人材紹介エージェントなどを検索していたなかで、エンリージョンを知る。江口社長との面接では学生時代からキャリアというものに興味があること、そして人に選択肢を与えられる人になりたいと思っている話などをした。「入社面接というより、人生相談のような感じで、私自身のキャリアへのアドバイスもいただいたんですね。大手エージェントも選択肢として検討していたのですが、江口社長から”エンリージョンに入ったなら、榊原さんが思っている持ち運びできるスキルが身に付くよ”と言われて、なるほどと思ったんです。ここで頑張って成長できたら、それは他でも通用する力になるんだなと感じて、エンリージョンへの入社を決めました」。
そこには、江口社長のもとで働くことへの魅力も感じたという。「社長の考え方や経歴も興味深いです。あと、この会社でずっと務めたいですとは言ってなくて、成長できる場を求めています、と伝えたんですけど、それでも採用してくれたので、それも面白いなと思いました」。

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目の前の企業や候補者の皆さんによりよい選択肢を提案できるコンサルタントを目指して

株式会社エンリージョン榊原 壮太

コンサルタントという仕事は、自分がイメージしていたものとは違っていた部分もあり、いまは日々成長させてもらっている実感があると話す。「入社前は、単純に求職者の人と面談して、いい転職先を紹介する、という側面しか知らなかったですね。実際は企業に訪問したり、候補者との面談にも気を配る部分がいろいろあったり。両者が幸せになるマッチングをさせるために大切なことなど、いろいろなことを学んでいます」。
初めて縁を結ぶことができたのは、東京から新潟にUターンを考えているけれど、年収がかなり下がることがネックになっていた女性のケース。「なんとか希望に近い選択肢を提案できればと思って、東京本社の企業で新潟支社があるところの求人を開拓しました。結果として、ほぼ同じくらいの年収で転職が決まったときはうれしかったですね。そのままだったら、その方は年収を下げるか、新潟に戻ることなく東京に残ったと思うので、いいご縁を作れてよかったと思います」。

株式会社エンリージョン榊原 壮太

東京出身の榊原にとって、新潟との縁のはじまりは偶然のようなもの。しかし、エンリージョンで働くなかで、「この会社に貢献したい」と思う新潟の企業もたくさんできたという。「新潟で急成長している会社の社長さんと話をさせていただいたときも“この方はこういう思いでやっていらっしゃるのか”と感銘を受けて、なんとかいい人をご紹介できるように力になりたい、と思いました。今はとにかく、目の前の企業、候補者の皆さんのお手伝いを全力でやっていきたいですね」。
そして、自分自身も当初の情熱を失うことなく、走り続けたいと話す。「エンリージョンには情熱を持った方が集まっているので、この環境はありがたいと思います。先輩方は本当にみなさんすごい。自分はまだまだだと気付かされますし、精一杯ここでがんばって成長していきたいと思っています」。

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■インタビュアーから

人のキャリアに関わりたい、と思い続けてきた榊原さんにとって、コンサルタントはまさにそれを実現する仕事。にこやかな表情で話す穏やかな雰囲気だが、その奥にある意志は熱いものがある方。若さも武器に、新潟でたくさん活躍していただけることと期待しています。