退職後に転職活動、メリットは「十分な時間がとれる」

転職をしたいと思っても退職してから転職活動をすることに不安を感じ、なかなか一歩を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

そこで株式会社ビズヒッツが2021年12月16日から12月24日にかけて、仕事を辞めてから転職活動をした経験がある男女500人を対象に、「仕事を辞めてからの転職活動に関する意識調査」を実施、2月28日にその結果を発表しました。

『仕事を辞めてから転職活動をするメリットは何ですか？』と質問し、回答結果を基にランキング化したところ、1位は「十分な時間がとれる」（258人）で、2位は「スケジュール調整しやすい」（141人）、3位は「リフレッシュ・リフレッシュできる」などと続きました。退職後であれば「求人探し」や「企業研究」、「面接対策」などの時間が十分にとれるので、大きなメリットと言えますよね。「十分な時間がとれる」が1位になったことも頷けます。

デメリットの1位は「収入が減る・なくなる」

それでは仕事を辞めてから転職活動をするデメリットは何があるのでしょうか。同調査で『仕事を辞めてから転職活動をするデメリットは何ですか？』と質問し、回答結果を基にランキング化したところ、1位が「収入が減る・なくなる」で、2位が「焦り・不安が大きい」、3位が「妥協してしまう」などと続きました。

デメリットの1位から3位までは、「収入が減ったために焦りや不安が生まれ、焦っているから妥協して転職先を決めてしまう」と、全てが繋がっていることが想像でき、収入がなくなることが大前提にあることがうかがえます。

「仕事を辞めてから転職活動をするメリット」の1位は、「十分な時間がとれる」で、2位以下にも「スケジュール調整しやすい」や、「自分を見つめ直せる」などがランクインし、ゆとりがあることからくる回答が多くなっていますね。

デメリットの1位は「収入が減る・なくなる」だったので、転職活動の目標が明確で十分な貯蓄があり、失業手当も得られるなら、退職後であっても不安や焦りなどがない状態で転職活動に臨めるのではないでしょうか。

▼外部リンク
株式会社ビズヒッツのプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000041309.html