地元新潟への想いを仕事に。
目指すは人と企業をつなぐプロフェッショナル。
コンサルタント
芳賀 可南太 HAGA KANATA
担当エリア | 新潟 |
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- 複数転職経験
- 異業種転職経験
- Uターン経験
1995年、新潟県新潟市生まれ。新潟東高校卒業後、産業能率大学進学とともに上京し、新卒で新潟の酒造メーカーに入社、東京支社配属となる。スーパー・百貨店などの小売店向けに酒類・食品の提案営業に従事したのち、ソフトウェアメーカーへ転職して人事システムのカスタマーサクセス業務に携わった。様々な仕事を経験するうちに「生まれ育った場所に貢献したい」という気持ちが大きくなり、新潟市へのUターンを決意。2023年6月に株式会社エンリージョンへ入社した。
酒造メーカーからIT業界へ転身。20代で様々なキャリアを経験
新潟県新潟市出身で、高校卒業後に東京の大学へ進学した芳賀は「地元・新潟に携わる仕事に就きたい」と、新潟本社の酒造メーカーに新卒入社した。東京支社の営業として最初に担当したのは、飲食店や酒屋へ商品を提案する仕事。その後、スーパーや百貨店といった量販店に自社商品を置いてもらうために酒類・食品の提案をする業務にも携わった。
飲食店や量販店を通して新潟のお酒を多くの人に広める仕事は非常にやりがいがあったが、コロナ禍によって販売数が激減。客先への訪問を控えたことで、従来の「足を運び顔を見て話す営業活動」からの方針転換を余儀なくされた。
その頃に助けられたのが、在宅勤務で触れたグループウェアやコミュニケーションツールの存在だ。職場のDX化・IT化を一気に推し進め、業務効率をアップさせたソフトウェアの世界に魅力を感じるようになった。
「自分がツールを提供する側になったらきっと楽しいに違いない」というワクワク感を胸に、IT業界は未経験ながらもソフトウェアメーカーへ転職。大手企業向け人事システムのカスタマーサポート業務に就いた。
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自身の転職活動の苦労から見出した「新潟で輝ける仕事」。
新卒時代から東京で働いていた芳賀だが、「いつか地元に戻りたい」という気持ちはずっと心の中にあった。酒造メーカーやIT業界で若いうちから多くの挑戦をする中で、その考えは徐々に大きくなっていき、20代後半になった頃にUターン転職を決意する。
ところが、新潟での転職活動は困難を極めた。職種は営業職にしようと決めていたが、なかなか企業の情報が集まらない。いくつか転職エージェントに登録したものの、思うように選考が進まず時間だけが過ぎていった。
「そのときにふと、『自分自身がこれだけ転職に苦労しているのだから、他にも困っている人がいるかもしれない。そんな人を支える仕事が新潟でできないだろうか』と思いました。そこで地元の転職エージェントを探すうちに、エンリージョンの求人にたどり着きました」と芳賀は振り返る。
U・Iターンに特化して転職サポートをしているエンリージョンの仕事内容は、まさに芳賀が理想とするものだった。また、会社訪問で現役コンサルタントの仕事ぶりに触れるうちに、地域にしっかりと根を張って転職支援をしていることがわかり「ここなら思いきり働けそうだ」と感じた。そして選考を経て2023年6月、エンリージョンの仲間に加わった。
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転職希望者との丁寧な対話を通して共に未来を切り拓きたい。
芳賀は「営業としての仕事の進め方は、エンリージョンに入社してから大きく変わりました」と話す。1社目の酒造メーカー時代は、営業をした後の最終的な成果が重視される環境だった。2社目のソフトウェアメーカーでは結論から話すことを求められたため、自身の中である程度道筋をつけたうえで論理立てて説明することが営業の主な役割だと考えていた。
一方エンリージョンでは、転職希望者と企業を適切にマッチングするために、コンサルタント同士の対話や細かなプロセス共有を大切にしている。また業務上の相談もお互い気軽に発信し合っていて、最初はどこまで報告・相談すべきか戸惑ったという。
「入社当初はアウトプットの量がそれまでの5倍や10倍になった感覚があり、転職希望者とのコミュニケーションも難しいと感じていた」と語る芳賀。しかし今では全力で相手に寄り添う対話と、相手の求める情報を的確に提供することを業務の信条としている。
「気持ちに共感するコミュニケーションで信頼関係を作るのも大切ですが、そればかり重視すると転職希望者の経歴を聞きそびれてしまう場合もあり、バランスが難しいです。限られた面談時間でコミュニケーションの質を上げる工夫にはゴールがないと考えているので、コンサルタントとして今後も試行錯誤を続け、理想を追求していきたいと思っています」。
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「ここで働きたい」を叶える、細やかな情報収集と情報発信。
転職希望者からの言葉で特に嬉しかったものについて芳賀に尋ねると「ずっと自分に合う求人を探し求めていたけど、芳賀さんに紹介してもらってようやく見つけられた」という声だった、と笑顔で教えてくれた。転職希望者が「私はこういう会社で活躍できる人材なんだ」とわかり、面談を通して未来の可能性が広がったとき、コンサルタントとしての存在価値を強く感じられるという。
エンリージョン代表の江口は常々「転職エージェントの仕事は情報流通業だ」と言うが、転職希望者の中には欲しい情報になかなかたどり着けない人もたくさんいる。自分自身にもそんな経験があるからこそ、この江口の言葉は芳賀にとっていつまでも大切にしたいモットーとなっている。
「相手がまさに知りたいと思う情報をピンポイントで届け、かゆいところに手が届くコンサルタントになるのが今後の目標です」と語る芳賀は、新潟県内の企業に直接足を運び、求人票だけでは伝わらない生の情報もなるべく集めるようにしている。どんな人材が欲しいのか、それはなぜなのか、この企業が大切にする風土は何か。そんな細かな情報まで網羅するために何度も現地を訪れ、転職希望者にできる限り企業のリアルな姿を伝えることを日々心がけている。
仕事とプライベートがつながると毎日がもっと面白くなる。
コンサルタントの仕事のやりがいについて、芳賀は「思いがけないマッチングが生まれたときはとても充実感がある」と語る。「例えば企業の人事担当者に転職希望者を紹介した際、『今まで考えたことがなかったけど、確かにこういう人ならうちに合いそうだ』と言ってもらえる瞬間があります。それまでニーズすらなかった求人が生まれたときは、自分がその場面に立ち会えたことの嬉しさと、これからその求人を通じてどんな方と出会えるんだろうというワクワクを感じます」。
企業と転職希望者のどちらに対しても、日頃から「対話を通じて選択肢を広げる支援」を大切にしている。一人ひとりと丁寧に接する中で適切に情報を提供し、新しい道を示せるコンサルタントが理想の姿だと話した。
「仕事も含めた新潟での生活が今とても充実している」という芳賀は、休日は県内の酒蔵や温泉めぐりをして疲れを癒す。日本有数の酒の産地であり、温泉地も多い新潟県には出かける場所がたくさんある。地元のグルメや観光地に出会うと、それを写真や動画におさめてSNSで友人にシェアすることも多い。
「少し遠出をした道中で企業を見つけると『こんな会社もあったんだ、もっと詳しく知りたいな』と考えることが増えました。昔は仕事とプライベートをきっちり分けたいタイプでしたが、今ではその境界線が良い意味であいまいになっているのが嬉しいです。コンサルタントという仕事によって、新潟で過ごす毎日がますます彩りあるものになった気がします」。
転職希望者の「一番のパートナー」であり続けるために。
1社目に働いた新潟の酒造メーカーでは、商品を軸に地域を知ってもらうことが仕事のテーマだった。その頃も充実していたが、今では雇用の側面から地域の活性化へとつなげる仕事に携わるようになり、実際に会って話す人々の顔ぶれや仕事の範囲、活動するフィールドがますます広がった実感がある、と芳賀はいきいきした表情で言う。
「新潟でも芳賀みたいに元気に働けるんだ、と希望を感じていただけるようなコンサルタントでありたいですし、私に接したことで地元に戻る方が一人でも増えると嬉しいなと思います。新潟に転職したい人の一番のパートナーになるには、地域のネットワークを広げること、そして地道な情報収集と発信に努めることが大事です。今後もそれらを愚直に続けつつ、より良いマッチングのためにできることを全力でやっていきます」。U・Iターン転職を考える人を力強くサポートし、希望を持って地元で転職できることを伝えていきたいと話す芳賀。新潟への強い地元愛を胸に、芳賀の挑戦はまだまだ続く。
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インタビュアーから
仕事もプライベートも新潟県にどっぷりと浸かった生活を送っている芳賀さん。Uターン転職をきっかけに、人生がより充実した様子がお話の端々から伝わってきます。芳賀さんは将来の展望として「地元に働き手が増えて企業が活性化すれば、地域経済はさらに発展する。人材という側面からそれを支えるコンサルタントになりたい」と話してくれました。芳賀さんだからこそできる温かみのある支援で、これからも多くの転職希望者の希望になってほしいと思います。