UIターン転職できなかった事例と対処法

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“転職によって叶えたい事”を明確に。 Photo:写真AC

「そろそろ実家に戻りたい」「長野県へ移住したい」など、UIターン転職を考えている方は多くいらっしゃいます。しかし「せっかく転職活動をしたけれど、UIターン転職をあきらめた」「内定は出たが辞退したい」など、転職できなかった方も一定数います。理由は人それぞれですが、UIターン転職において比較的多いケースがあります。実際にあった事例をご紹介しますので、UIターン転職を検討の際にお役立てください。

失敗から学ぶ

①給与への強いこだわり

「絶対に年収〇〇〇万円以上でなければ検討できない!」と言うケース。
大切にされる条件は人それぞれですので、こだわりを持つことはもっともです。ただ地方は首都圏に比べると20%ほど給与相場が低いことがほとんどです。また環境が変わり1年生からのスタートとなるので、多くのケースでは初年度年収は下がってしまう傾向にあります。入社時点の給与だけではなく、その後のキャリアステップや賃金上昇カーブも含めた情報収集をし、検討することとお勧めします。

②家族の反対

せっかく内定となっても、家族からの強い反対で辞退となってしまうケース。
家族にとっても生活環境が大きく変わることになるので、事前に必ず相談をしていくことをお勧めします。

③現職企業からの引き留め

退職を告げた際に現職企業から引き留めにあい、断り切れず現職に留まるケース。
残留も選択肢のひとつですが、この場合は、残るにしても「あの人は1度退職しようとした…」というレッテルが張られてしまうことになるので、その後の評価や昇進にも影響を与えかねません。転職の目的が曖昧なまま選考を受けるのではなく、活動前に目的の整理をすることをお勧めします。

④タイミングを逃す

もっと良い求人があるかもしれないと考え、応募のタイミングを逃してしまうケース。
地方の中小企業の中途採用は募集枠が少ないので、チャンスは一瞬です。闇雲に応募することはお勧めしませんが、少しでも自分にマッチした求人があればすぐに動くことをお勧めします。

UIターン転職を成功させるために

UIターン転職を成功させる秘訣は、転職するきっかけをしっかりと振り返り、“転職によって叶えたい事”を明確にしておくことです。こだわる部分はこだわり、そうでない部分は出来るだけ柔軟に考えることが必要です。UIターン転職では都市圏に比べて選択できる求人が多くはないため、こだわる部分とゆずれる部分を予め想定しておくことが大切です。

私たちはUIターン転職の様々なケースをお伝えする事ができると思っています。UIターン転職をお考えの際はぜひご相談ください。

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