中途採用の採用キャッチコピーの作成方法!作成の際のポイントや重要性も含めて紹介!
CMやWEB広告で何気なく目を惹かれることはありませんか?それがキャッチコピーの力です。
これは人材採用でも同じ力を発揮します。ただ求人広告を出せば人材が集まるわけではありません。
キャッチコピーを意識して作成することで、求職者の興味をよりひきつけ、人材採用における悩みを解決できるかもしれません。
本記事では、中途採用におけるキャッチコピーの重要性や作成手順、作成のポイントなどをご紹介します。人材を集めたい・優秀な人を確保したいとお考えの採用担当者はぜひ参考にしてください。
目次
- 1.中途採用における採用キャッチコピーの重要性
- 2.中途採用の採用キャッチコピー作成手順
- 3.中途採用の採用キャッチコピーを作成する際のポイント
- 4.採用キャッチコピー以外で中途採用の応募者を増やす方法
- 5.まとめ
中途採用における採用キャッチコピーの重要性
人材採用における求人は、ビジネスにおける集客と同程度に重要な要素です。
・求人広告を出す→ターゲットの目に留まる→求人応募へ
・商品の広告を出す→ターゲットの目に留まる→購入へ
大まかではありますが、大体の流れは上記の通りです。求人でも商品の広告でも、広告を出すだけでなく、ターゲットの目に留まる必要があります。
また、求人広告におけるキャッチコピーは、求職者と企業のファーストコンタクトです。キャッチコピーが魅力的であれば、求職者の目に留まりやすくなり、自社に興味をもってもらえる可能性が高くなります。
これらの理由から、採用活動においてキャッチコピーを重要視する必要があります。
中途採用の採用キャッチコピー作成手順
採用において重要であるキャッチコピーですが、どのように作成すれば良いのでしょうか。
次からはキャッチコピーの作成手順を4つのステップに分けて解説していきます。
ターゲットの解像度を上げる
まずは誰に届けるかを明確にしましょう。ここでのターゲットは自社が求めている人材ということになります。
個人のスキルや経験だけでなく、性格や考え方、出身地など細かい点まで明確にすることで、よりターゲットに刺さるキャッチコピーを作成できます。
ペルソナ設定と呼ばれる、架空の人物を設定し理想的な人材を考える方法もおすすめです。
伝えたいことを決める
次は届けたいメッセージを明確にしましょう。
企業の理念・方針、仕事の内容、採用条件など自社の一番の魅力を盛り込むと良いでしょう。
伝え方を明確にする
次は伝えたいことを、どのように伝えるか考えましょう。
先に明確にしたターゲットに、伝えたいメッセージをいかにして届けるかです。
例えば、英語がわかる人材(日本はわからなくても可)が欲しいとします。その際に日本語でキャッチコピーを作っても欲しい人材は集まりません。英語でメッセージを出す方が効果的だと考えられます。
このようにターゲットに届けるためにはどうすべきか考えましょう。
共通点をもとにキャッチコピーを作成する
ここで、本格的にキャッチコピーを考えはじめます。
先に明確にした、ターゲット・伝えたいメッセージ・伝え方の3つは念頭に置き、キャッチコピーを考えましょう。
中途採用の採用キャッチコピーを作成する際のポイント
キャッチコピーといってもただ文字を並べるだけでは、ターゲットに刺さりません。いくつかの工夫をして、ターゲットに刺さるキャッチコピーを作成しましょう。
できるだけ短くする
キャッチコピーはできるだけ短くしましょう。もちろん必要な情報を削ってまで短くする必要はありませんが、不要なものをどんどん排除しましょう。
キャッチコピーに文字数制限はありませんが、長いキャッチコピーは読んでくれません。
見た瞬間にスッと入ってくる、印象に残る言葉を考えましょう。
具体的なベネフィットを提示する
ベネフィットを盛り込みましょう。ベネフィットとは、自社で働くことで得られる利益です。それを具体的に提示することで、自社で働く未来を想像させ、応募を促せます。
またここで注意すべきはベネフィットはメリットと別物である点です。メリットは自社の特徴や長所のことを指しますが、ベネフィットはその特徴や長所から、実際に得られる利益のことです。
メリットではなくベネフィットを盛り込むように意識しましょう。
具体的な数字を使う
次は数字を記載しましょう。
以下は例文ですが、具体的な数字を出した方が伝えたいことを一瞬でイメージしてもらえます。
・他社よりも高給です
・最低賃金430,000円です
このように具体的な数字を盛り込むことで、ターゲットの興味を惹けます。またキリの良い数字ではなく、具体的な数字を提示する方がより興味を惹けます。
このように数字はターゲットの反応に影響しますが、あまりに数字を多用すると読みにくくなってしまうため注意が必要です。
続きを読ませる
キャッチコピーはより深い情報に興味をもってもらうことが目的です。そのため、続きを読ませるための工夫をしましょう。
ここでザイガニック効果という心理効果を紹介します。これは完成しているものよりも未完成のものに興味をもってしまう心理のことです。
あえて「気になる〇〇とは?」といった伏字をキャッチコピーに盛り込むなどの工夫は、ターゲットの興味を惹くきっかけとなります。
採用キャッチコピー以外で中途採用の応募者を増やす方法
次からは採用キャッチコピー以外で中途採用の応募者を増やす方法をご紹介します。
求人媒体を見直す
今一度現在使用している求人媒体を見直すのも一つの手です。
自社がターゲットとする中途採用者が多く利用している媒体へ情報を掲載する必要があります。
例えば、即戦力となり得る中途採用者をターゲットにしているにもかかわらず、学生が多く利用する新卒採用に特化した求人媒体を活用しても効果は薄いでしょう。
現在の求人媒体がそれを満たしているのか、さらに理想的な求人媒体がないかを調査しましょう。
採用ブランディングを実施する
採用ブランディングとは自社の情報を発信し、採用市場における自社のブランド力を向上させることです。
あらゆる場面で、企業の理念などの情報を発信し、その会社で働くことの魅力を広めます。そして企業のイメージ向上や、知名度のアップを狙う取り組みです。
採用ブランディングを実施し、企業の知名度を上げられるとより多くの応募者を獲得できるでしょう。
しかし採用ブランディングは、長期間にわたって継続的な情報発信が必要となるため、即効性は低いでしょう。
人材紹介サービスを利用する
実績のある人材紹介サービスを利用することで、求める人材を採用できる可能性が高くなるでしょう。
エンリージョンは、候補者発掘から面接設定・内定承諾・入社後のフォローまで代行し、書類選考通過率は50%以上、内定承諾率は75%以上を維持しています。
応募者が増えるという形ではありませんが、自社が求める人材を採用できる確率を上げられるでしょう。
なお完全成功報酬型であるため、採用できなかった場合は費用がかからない点も魅力です。
詳しいサービス内容や導入企業はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は中途採用におけるキャッチコピーの重要性や作成手順、作成のポイントなどをご紹介しました。
求人広告は出すだけでなく、ターゲットの目に留まり興味をもってもらう必要があります。そしてキャッチコピーは、求職者と企業のファーストコンタクトです。
ターゲットに向けて、適切なメッセージを送ることで自社への応募に繋げられます。
またキャッチコピー以外にも、人材紹介サービスを利用することで求める人材を採用できる可能性があります。
人材採用で、悩みを抱えている企業のご担当者様はぜひエンリージョンをご活用ください。