採用企業特集

転職が目的ではなく、自分自身の長いキャリアを見据えて「こうなりたい」というビジョンがある方は、当社でも幅広く活躍できると思います。私は採用面接の際に必ず転職動機を聞きますが、約半分の方は答えることができません。

動機とは、「具体的にどんな仕事をしたいと思っているのか」あるいは「こんなキャリアを形成したい」という強い動機です。当社に入社すれば求職者自身の持ち味が活かせるとか、こういう仕事にチャレンジしたいとか、その動機が当社で実現できるのならぜひ一緒に働きたいと思います。

当社が書類選考の際に見るポイントは、「過去にどういった仕事をして何に悩み、どんなキャリアを築いてきたか」という部分です。　候補者一人ひとりに必ずストーリーがあると感じます。　新卒入社後から転職を経験する中や、一見うまくいかないキャリアの履歴の中に 、人それぞれの理由があり、ストーリーがあります。それに気づき、今後のキャリア形成に当社への転職がどのように役に立てるか。職務経歴書を読み込み、書類選考を行い、その行間にある答えを、面接を通じて確認していきます。

また、面接の際に重視するのは、コミュニケーション能力です。具体的には「相手が理解しているかを考えながら回答できているか」ということ。特にエンジニアにはこのコミュニケーション能力があるかを、面接を通じて確認するようにしています。　多くの人は用意した原稿を読み上げるのに夢中で相手が見えておらず、相手の理解度まで把握できる人は意外と少ないのです。　話が上手である必要はなく、丁寧に意思疎通ができるかどうかが大事だと思います。

セイコーエプソンでは、2021年に「Epson 25 Renewed」という長期ビジョンを発表しました。　この中で「持続可能でこころ豊かな社会を実現する」をエプソンが将来にわたって追求していくありたい姿として掲げ、環境・DX・共創を通じた社会課題の解決に向けた取り組みを進めています。

「Epson 25 Renewed」を達成するためには、成長領域に位置付けた分野へのリソースの投入はもちろん、専門性の高い人材を積極的に採用する必要があります。今後さらに強化を進める商業・産業プリンター分野やマニュファクチャリングソリューションズ事業をはじめ、当社にはまだまだ専門人材が不足しています。会社全体で新しいビジネスの拡大に取り組み、社会へ価値を提供し続けるためにも、ぜひ多くの方に当社の門を叩いていただければ嬉しく思います。