テレワークを実施しないのは不公平?「会社に対する不満」に関する調査
コンサルタントブログ
新型コロナウイルスの流行を通じて、テレワークを実施する企業が増えるなど、働き方が大きく変化しています。しかし、まだまだテレワークを実施していない企業も多くあります。
そこで、テレワークを実施している場合としていない場合で、会社や働き方への不満が変化するのか、会社員(事務系・技術系)の30代〜50代の男女2200人を対象に、調査を実施しました。今回は、その結果を確認していきましょう。
「不満がある」テレワーク未実施で約6割
まず『勤め先ではテレワークを実施していますか?』との質問をしたところ、テレワークを実施しているとの回答は42.6%、テレワーク未実施は57.4%と、テレワークを実施していない回答が上回る結果になりました。
そこでテレワーク実施のグループと、テレワーク未実施のグループに分け、『会社に不満がありますか?』と質問したところ、テレワーク実施のグループでは、「不満がある」との回答が全体の52.5%、テレワーク未実施のグループでは、「不満がある」が64%という結果に。テレワーク未実施のグループのほうが、不満を抱えている割合が多く、その差は約12%となっていることが分かりました。
テレワークのメリット・デメリットが関係している?
テレワーク実施のグループで「不満がある」と回答した人からは、「コミュニケーションがうまく取れない」や、「テレワークとなったことで勤務時間が伸びた」などが、テレワーク未実施のグループの人からは、「テレワーク勤務が可能なのに、出社させられている」や、「テレワークが許可される部署が限られている」といった理由が挙げられました。
テレワークには仕事をする上で不便な点もありますが、出社する時間がなくなるといったメリットがあります。テレワークができる環境であるのに、会社から許可が下りない方は、不公平さを感じるようです。
また、『会社に対する不満は今後改善すると思いますか?』との質問では、「改善しないと思う」が全体の84%、「改善すると思う」が16%となり、会社が各課題などに取り組むことに期待している方は、非常に少ないことがうかがえますね。
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株式会社Daiのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000013191.html