スタートアップ企業に転職するメリットとは?転職の際の注意点や成功のコツも紹介!

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近年、スタートアップ企業の人気が高まっています。スタートアップ企業は長い歴史のある企業と比較して、目新しい事業を展開しているほか、風通しがよい傾向にあります。そのため、若手でも責任のある仕事を任せてもらえたり、おもしろいビジネスに携われたりといった利点があります。

しかし、スタートアップ企業への転職にはメリットだけでなく、デメリット・リスクもあるため注意が必要です。転職後に後悔しないためにはスタートアップ企業の特徴を理解しておかなければなりません。

そこで本記事では、スタートアップ企業の概要を確認した上で、転職するメリットとデメリット・リスクについて見ていきましょう。あわせて、スタートアップ企業で活躍できる人の特徴や転職で成功するコツも紹介します。

目次

スタートアップ企業とは?

スタートアップには英語で「開始する」「始める」という意味があるため、スタートアップ企業について創業年数が浅い企業といったイメージを抱かれる方もいます。しかし、スタートアップ企業を定義する上で創業年数を考慮しない見方もあります。

スタートアップ企業の最大の特徴はビジネスの革新性や目新しさです。多くの場合これまでにない新しいビジネスモデルの展開を目指しており、社会にイノベーションを起こすことを目標としています。

スタートアップ企業の中には短期間で大きな成長を遂げ、膨大な利益を出している企業も少なくありません。

スタートアップ企業に転職するメリット

スタートアップ企業に転職するメリットは、新しいビジネスに携われること以外にも多くあります。

以下、スタートアップ企業に転職するメリットを紹介します。

勤続年数を問わず実力次第で責任ある仕事ができる

大手企業で働いていると、20代のうちから責任のある仕事を任されたり、チームのリーダーに抜擢されたりすることはほとんどありません。また、大手企業には年功序列が色濃く残っている企業もあり、実力があっても昇進・昇給に年月がかかることがほとんどです。

一方、スタートアップ企業は従業員数が少なく、かつ実力を重視する傾向にあるため、入社してすぐに意欲や実力しだいでは重要な仕事を任されることもあります。

魅力的な経営者からビジネスについて学べる

スタートアップ企業は経営者との距離が近い傾向にあります。大手企業では一般社員が経営者と話す機会はほとんどありませんが、スタートアップ企業では経営者が会議に同席していることや、同室で仕事をしていることも珍しくありません。

そのため、経営者から考え方やビジネスに対する姿勢などを間近で学べます。起業を検討している方の中には魅力ある経営者の下で学ぶことから始めたいと、スタートアップ企業に入社する方もいるようです。

将来的に役員に就任できる可能性がある

大手企業に新卒で入社した場合、役員に就任できる可能性は低いでしょう。

一方スタートアップ企業は人数が少ないことなどから、20代や30代で役員に就任できるケースもあります。また企業が上場し、大きくなった後で、創業メンバーとして役員に就任できたり、子会社の社長に就任できたりする可能性もあります。

スタートアップ企業に転職するデメリット・リスク

スタートアップ企業への転職にはデメリット・リスクがあることも忘れてはいけません。

以下、スタートアップ企業に転職するデメリット・リスクについて紹介します。

雇用が不安定

大企業では携わっているプロジェクトや事業がうまくいかなかった場合には、他部署や関連会社などで働けることがほとんどです。一方、スタートアップ企業の場合は事業の撤退や解散となることも多いため、会社に残ることができずに転職活動を余儀なくされる可能性もあります。

年収が下がる可能性がある

スタートアップ企業は大手企業と比較して、給与水準が低い傾向にあります。また、福利厚生や各種手当などが整っていない企業も多いため、転職前よりも生活水準を下げなければならなくなることもあるでしょう。

また、実力主義の企業が多いため、長年勤めていても給与が上がらないこともあります。

幅広い業務に携わる必要がある

スタートアップ企業は従業員数が少なかったり、予算の関係で業務の外注が難しかったりすることから、各従業員に割り当てられる業務の範囲が広くなります。

例えばエンジニアとして転職した場合、エンジニアの業務はもちろん、経理なども兼任しなければならないケースもあります。

マルチタスクが苦手な方や、一つの業務に集中したい方には不向きといえるかもしれません。

どんな人がスタートアップ企業で活躍できるのか?

ここでは、スタートアップ企業で活躍できる人の特徴を紹介します。

成長意欲のある人

スタートアップ企業は基本的に急速的な成長を目指しています。そのため、残業や休日出勤を課されることもあるでしょう。また、スキルを早く取得し、即戦力として早い段階から貢献することも求められます。

こうしたことからも、仕事に対して意欲的で、自身も仕事を通して成長したいと考える人に向いています。

冒険が好きな人

前述のように、スタートアップ企業は福利厚生が充実していない、安定的な働き方が難しいといった問題を抱えていることが多いです。

そのため、スタートアップ企業は安定よりもワクワク感を仕事に求める人に向いているといえるでしょう。また、困難なことがあっても、アドベンチャー精神を持って楽しめる人にも向いていることが多いです。

スタートアップ企業への転職を成功させるためのコツ

スタートアップ企業の求人は大手求人サイトに掲載されていないことも多いです。そのため、リファラル採用やSNS上での募集広告、自社サイトでの募集などが中心となります。興味のあるスタートアップ企業がある方は、お問い合わせフォームやSNSから問い合わせてみてもよいでしょう。

スタートアップ企業では体力や仕事に対する意欲がある人が好まれる傾向にあります。また、自分の意見を持っている人や柔軟な発想ができる人、応募企業で実現したい目標のある人なども好意的に受け入れてもらいやすいでしょう。

まとめ

スタートアップ企業とは革新的なビジネスを行い、急成長している企業のことです。市場にこれまでにはない新しい価値を提供することを目指しているため、オリジナリティの高いビジネスに携われることが何よりもの魅力といえるでしょう。

また勤続年数や年齢よりも、実力やポテンシャルを重視しているスタートアップ企業も多いです。やる気や実力しだいでは昇給・昇進も早い段階から見込めます。

ただし、スタートアップ企業に転職する際はリスクがあることも忘れてはいけません。大手企業と比較して経営が安定していない、給与水準が低いといったデメリットもあります。

スタートアップ企業に興味のある方は、メリットとデメリットをよく理解した上で転職を検討してみてください。

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