転職のタイミングは「在職中」がわずかに多い41.7%、転職活動を始めたタイミングに関する調査を実施
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転職したいと思っても、在職中かそれとも退職してからなのか、実際に転職活動を始めるタイミングは人それぞれですよね。今回は、キャリアバイブル(運営会社:株式会社NEXER)が1月22日から1月24日にかけて行った「転職活動を始めたタイミングに関するアンケート」調査を紹介します。
全体の41.7%が在職中に転職活動を始めたと回答
同調査で『転職活動を始めたのは在職中ですか?もしくは退職後ですか?』と質問したところ、「在職中」との回答が最も多く全体の41.7%、「退職後」が40.0%などとなり、「在職中」に転職活動を開始する人が若干ですが多いことが分かりました。
「在職中」の理由としては、「次の転職先が決まらなければ、収入が得られなくなると考えました」や、「次の仕事が決まらないうち辞めるのは心配だったから」などが挙げられ、「退職後」の理由としては、「元の職についている間は忙しくて次の仕事を探している暇がなかった」や、「何も考えず仕事を辞めてしまったので離職後に活動を始めました」といった回答が見られました。
やはり多くの人が、収入が途絶える期間があることに不安を抱えているようです。
転職するまでにかかった期間は「1ヶ月未満」が最多
実際に転職活動をしてから転職するまでにかかる期間は人それぞれ異なりますが、調査対象者においてはどれくらいの期間がかかったのでしょうか。
『転職活動を開始してから実際に転職するまでどれほどの期間がかかりましたか?』との質問では、「1ヶ月未満」という回答が23.7%で最多となり、「1~2ヶ月未満」が23.4%、「2~3ヶ月未満」が18.9%などと続きました。「1ヶ月未満」が最も多くなった一方で、それ以上かかった人も一定数いることがうかがえますね。
また、どういったことに時間がかかってしまったのか聞いたところ、「やりたい職種と条件が合う仕事を見つけること」や、「自分の希望にあった会社かどうかを調べたり確認したりすること」という理由が挙げられました。
「在職中」にスムーズに転職活動を開始できる人が多い一方で、「仕事の引継ぎと会社の承認をもらうこと」や「現職退職の為の話し合い、後任者の選定期間」など、退職に時間がかかる人もおり、精神的な負担が大きいことから、転職活動を始めるまでに回復の時間を要する人もいるのではないでしょうか。
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株式会社NEXER プレスリリース
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